艶麗な夜華

「おはようございます」



今日も店では女の子達に無視をされ、


1人隅の方で着替えると店に出た。



「沙希さんお願いします」



「はい!」



指名が次々に入る中、


ヒカリさんの事が頭をよぎる。



「ねぇ沙希ちゃん?なんか元気ないんじゃない?」



お客さんにこんな事を言わせてしまうあたしはまだまだで、


到底この街で一番のホステスなんかになれっこない。



っていうか……



「カンナさんお願いします!」


「はいは~い!」



この店で一番になる事すら難しい。