艶麗な夜華

「そう……恭也も、お見舞いでしょ?


さっき、デイルームに居たよね……」


そんな事を話すと、


後ろからクラクションが鳴らされる。



ブーッ



「乗れ」



「えっ?」



「いいから早く乗れ」



「あっ、うん……」



あたしは後ろの車に頭を下げると助手席に乗り込んだ。



「送って行ってやるよ」



恭也は無愛想にそう言うと車を走らせた。