艶麗な夜華

「ご、ごめん!ちょ、ちょっと失敗して……」


車の前に行くと鍵を探す。


「なに投げてきたんだ?」


「いや、投げたんじゃないの。


あのさちょっと悪いけどバックしてくれる?」


「ったく!」



ブ~ン!


「あっ!あった!アハハッごめんね」


苦笑いするあたしを真顔で見る恭也。


「あのバカ男の見舞いにでも来たのか?」


「えっ…翔が入院してるって知ってたの?」


「昨日見かけたからな。


知らないフリしてやったけど」