艶麗な夜華

あまりに冷たい恭也に、


感情的になってしまうあたし。



「そんな言い方するなんて最低!!」



恭也は突き放したような目であたしを見ると、


ため息交じりに話す。



「勘違いするな。


俺はお前から金を払ってもらえればそれでいい。


お前の心労や、


お前の置かれている状況なんて俺には関係のない事だ。



毎日顔を合わせてるからといって、


互いの関係を忘れてんじゃねぇ」



「なによ……それ……」



「トイレ掃除がまだだろ。


さっさとやれ」



悲しくて悲しくて仕方がなかった。


この前恭也が少し優しかったから、


だから此処まで冷たい事を言われるなんて思っていなくて、


なんだか最近、恭也の事が頭に浮かぶ時が多くて……



でも……



恭也の言う通り、


あたしがお金を払えば終わる関係。