艶麗な夜華

同伴や指名が増える中、


どんどんあたしに冷たくなってくる店の女の子達。



「おはようございます」



気のせいかとも思ったけど、


返ってこない挨拶に、


気のせいではない事に気がついた。




そんな中、あたしに声を掛けてきたナナさん。



でもそれは、決して優しい言葉ではなかった。




「ねぇ沙希ちゃん?


人の客とって楽しい?」



「えっ…」



ナナさんの表情は別に怒っている訳ではなかったけど、


穏やかでもなかった。



「最近急にお客さんがアンタを指名するからおかしいと思ってたけど、


この前佐藤さんから聞いて納得。


お金になる男だったら誰とでも寝るんだって?」



「えっ、それは違います!


あたしはそんな…」



「嘘吐かないの!」