艶麗な夜華

恭也の言葉に下を向くあたし。



「愛華の口からあんな言葉……


聞きたくなかった……」


零れる涙に、恭也が厳しい事を言う。


「泣くな。これから仕事だろ。


崩れたメイクで客の前にでるのか?


高い金を払う客の身になれ」



「そんな事……今は気にできないよ!」



「仕事だろうが」



「なんでそんなに厳しいの?


あたしがどれだけショック受けてるかわかるでしょ?


愛華が……そんな……」



その場にしゃがみ込もうとしたあたしの腕を掴み、


恭也は低い声で話す。


「アイツはお前の味方なんだろ?


優しいんだろ?


助けられたんだろ?


それなのに、一つ嫌な一面を知っただけでこの有り様かよ」