艶麗な夜華

出勤時間となり、

寒さに身を縮めながら、

店に向かって歩き出す。


すると、タバコ屋の前で恭也と愛華が話をしていた。



「この前はごちそう様~。


それにしても随分流行っているみたいだねっお店!


どんなやり方であそこまで客呼んでるのか不思議でならないね。


決して値段も安くないし!」



少し嫌味っぽく話す愛華に、


恭也は笑顔で言葉を返す。


「俺はお前みたいに手当り次第客に手出すなんてやり方はしてねぇよ」



恭也の言葉に足を止めた。



愛華がそんな事をしている筈ないし、


恭也が勝手に言っているだけだと思ってる。



なのに……次に愛華の口から出た言葉に、


あたしは凍りついた。