艶麗な夜華

どうして恭也がそんな事を言うのかわからず戸惑うあたし。



愛華は財布からお金を取り出すと、


余裕の笑顔で答える。


「まるで沙希を自分のものみたいに言うんだね」


「コイツには今から働いてもらうからな」


そういう事か……


「どういう事?」



首を傾げる愛華に説明をした。


「今、この店で後片付けのバイトやってて、


普段は店に出る前に此処に来て片付けやるんだけど、


今日は今からって事みたい」


「それで最近此処に出入りしてたのかっ


出勤前にちょくちょく此処から出てくる沙希を見かけてね。


アハハッ声かけなくてごめん。


ちょっとイラついてたからさっ」