艶麗な夜華

「そう、じゃあこの店オープンした時からずっと働いてたんだぁ」



「はい」



「うらやましいねぇ恭也は。


こんな忠実な従業員に恵まれて」



キンは愛華を厳しい目で見ると、


ハンガーにコートを掛ける。



「愛華とキン知り合いだったんだ」



あたしの言葉に愛華ははにかんだ笑顔で話した。



「同じホストクラブで働いてたんだ。


もっとも俺はキンには嫌われてたんだけどね」



「どうして?」



「さぁ?俺がモテるから?なんてねっ」



そんな事を話していると、


恭也が目の前にきた。



「飲み物は?」



「この店で一番高いバーボン、


ロックで貰える?」



「ハハッ下品な注文の仕方だな」



「せっかくだから売り上げに協力しようと思ってね」



「それはどうも」