艶麗な夜華

「アイツは昔からそうだったからな」


「そんなの嘘だよ!」


「信じたくなきゃ信じなきゃいい」


恭也は作り終えたお酒をボックスへと運ぶ。



……嘘……だよ



愛華の言葉を思い出した。



"今すぐに沙希を抱きたいなんて思ったりしないよ"


あの日愛華があたしに言った甘い言葉。


あれはあたしだけに言った言葉では……なかったの?



胸がギュッと締めつけられ、


呼吸が苦しくなる。