艶麗な夜華

「おう!恭也!珍しいね女の子連れてくるなんて!

彼女か?」


男の人は新聞を置くと席を立つ。


「違うよ」


恭也は不機嫌そうに話すとカウンターに座り、


あたしもその隣に座った。


店主はカウンターの中に入ると恭也に話す。


「で?ナポリタンでいいのか?」


恭也は新聞を広げ即答する。


「それしか旨くねぇーだろ」


「はい!りょ~かい!」



恭也の失礼な発言を、


まったく気にしない店主。



そんな中、恭也はテーブルを見渡しため息を吐く。


「はぁ……」


「どうしたの?」



恭也はあたしを無視して店主に話す。


「おい!ダスターよこせ」


「はいよ!」


当たり前のように店主が恭也に投げてきたのは雑巾。