艶麗な夜華

ようやく仕事の説明が終わり、


店を出ると時間は1時過ぎ。


「あぁ~お腹空いた~」


「何処かに食べ行くか?」


「でも……あたしと居るところお客さんに見つかったらマズイでしょ?」


「店の客が来ないようなところに行けばいいだろ」


「おごってくれるの?」


「給料から引く」


「えぇ~」


「冗談だよ。車に乗れ」


「うん!」



そして着いたその店は喫茶店のような感じで、


でも決しておしゃれとは言えず、


しかも綺麗でもない。


店の中には年配の男の人が1人。


カウンターの椅子に座って新聞を読んでいた。