艶麗な夜華

あたしは精一杯身を縮め、


横目で恭也を見る。



「人気者だね」



恭也は軽く手をあげると車を走らせた。



「キャーッ!」



「アハハハッ」



女の人達の声が遠ざかり、


顔を上げるとため息を吐く。



「はぁ……」



「悪いな」



「本当に思ってる?」



「さぁ?」



「なにそれ?っていうか、


彼女ができてもこれじゃあデートもできないね!」


「女はつくる気ねぇーよ」


「そうなんだ……


もしかして男が好きとか?」


「ふざけんな」


「ごめんなさ~い」