艶麗な夜華

そして部屋に入ってくる2人。



「どうだ?頭痛は?」



意外にも、そんな事を聞いてくる恭也。



「治ったよ」



「それはよかったな」



ソファー座り、


腕時計を外す恭也にヤスが深刻そうな顔で話す。



「恭也さん、どうでしたか?百合花の様子?」


「いつもと変わらなかったよ」



そう話す恭也の顔は真顔なのに、


なぜか悲しい顔に見える。


「百合花が入院して、


もう1年以上経ちましたよね?」



「あぁ」



「医者なのに自分の娘の体治せないなんて、


百合花の父親も相当悔しいだろうけど、


恭也さんも毎日…」



「俺の事は気にするな」



百合花……



そう言えば!