艶麗な夜華

そんな中、後ろから不機嫌な声が聞こえてくる。


「座れガキ!」


ダルそうにテーブルの上に飲み物を置く彼は、


本当嫌そうな顔をしている。



「あっ、ありがとう。


っていうか、何歳?」



質問しながらソファーに座ると、


テレビを見ながら彼が答えた。



「21」



おいコラッ!ガキはお前だ!



「あたし25」



「だからなんだよガキ」



「………」



なんか……強い。



「あのさ、名前なに?


あっ、あたしは沙希」


「俺イエヤス。しかもカタカナ」


「それって本名?」


「んな訳ねぇだろ!


店で使ってる名前だ」