艶麗な夜華

愛華はあたしの頬にそっとキスすると、


ゆっくりと体から離れる。



「少し、安心した」



ほほ笑む愛華に胸が騒ぎだし、


好きになってしまいそうな気持ちをコントロールするのは困難で。



「愛華の事……」





───好きになってもいいですか?




思わず口から出そうなった言葉を飲み込み席を立つ。



「帰るの?」



「うん、明日も仕事だし!」



「そう。近いうちお店に顔出すよ」



「うん!」




そしてあたしは愛華の店をあとにした。