艶麗な夜華

すると、フロアに居たカンナさんが恭也に駆け寄り、


その手に腕をからませた。



「もう帰るの?」



恭也はカンナさんの腕を掴み引き離すと、


低い声で話す。



「気安く俺に触れてんじゃねぇ、尻軽女」



かなり酷い事を言われたにも関わらず、


まったく動じず笑顔のカンナさん。




「酷いなぁ~あたしは単に、


みんなに体を貸してあげてるだけ!


これもビジネスですから!


恭也にも貸してあげるけど?」




「好きでもねぇ行為を好きでもねぇ女とするなんて、


まるで罰ゲームだな。


冗談じゃない」



「相当嫌われてるね、あたし」



「みたいだな」