艶麗な夜華

「えっ?ママの娘って何歳?」



「27だったかな?」



「えっ?ママって何歳?」



「たしか娘と20歳違いだった筈だから、


47か?」



「うそ!あたしまだ30歳くらいかと思ってた!」



「俺のタメかよ」



「恭也って30歳だったんだ。


愛華と同じ歳」



「俺の前でその名前を出すな」



「相当嫌いなんだね」



「別に。ただ不愉快なだけだ」



恭也はお酒を飲み干すと席を立つ。



「帰るの?」



「店で客待たせてるからな」



「店でもそんな感じなの?


……その、ちょっと怖いっていうか、


厳しいっていうか……


偉そうっていうか……」



「はぁ?」



「いや、そんな感じで接客してて、


お客さん来るのかな~って……」



恭也はあたしを無視し、


出口へ向かう。