艶麗な夜華

ママの言葉を聞いて、


この仕事が本当に大変だという事を痛感した。



「わかりました…頑張ります」



今の給料のままでは、


いくら1ヶ月延期してもらったとはいえ、


残りのお金を払うのは不可能。



頑張らなきゃいけないのは当然だけど、


どうすればお客さんがつくのか、


どんな会話で場を盛り上げればいいのかがわからない。



カンナさんやナナさんのテーブルはいつも盛り上がっていて、


お客さんの楽しそうな声があたしのところにまで聞こえてくる。



それに比べあたしは……






この仕事に向いていないのは、


もうとっくにわかっている。