艶麗な夜華

「駄目だ」


やっぱり却下されてしまう。


「あの!とりあえずこれ……」


あたしは今日貰った13万6千円を彼に差し出した。



「なんだこれ?」



「13万6千円しかないけど、


必ず残りは払うので、


もう少し期限延ばしてもらえませんか?」



あたしの言葉に彼はふっと笑う。



「駄目だ」



「そんなぁ……」



「残り46万4千円は、


来月の31日までに払ってもらう」



椅子から立ち上がると、


ふらつく足でカウンターの中へと入る彼。