艶麗な夜華

仕事が終わり服に着替えると、


店で一番綺麗なカンナさんがあたしのところへと来る。



「お疲れ沙希ちゃん!」



「お疲れさまです」



カンナさんは椅子に座ると、


その綺麗な足を組み、


少しいじけた顔をする。



「いいなぁ~沙希ちゃん!


愛華に指名されて」



「あっ、えーと……」



なんて言っていいかわからず下を向くあたしを、


カンナさんが笑う。



「アハハッこんな事言われても困るよね。


ごめんごめん!」



「あっ、いいえ…」



カンナさんは椅子から立ち上がると、


あたしの脇に立つ。



そして、小さな声でとんでもない質問をしてきた。




「沙希ちゃん、愛華と寝た?」



「えっ!」



驚いて大きな声を出すあたしを、


またカンナさんが笑う。



「アハハハッその様子だと、


そういう関係ではないみたいだね!」



あたしの肩にさらりと触れ、


スタッフルームを出て行ったカンナさん。




なに……今の?