元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】

友達の声にも耳を傾けず私を睨んでいた。


「あんたが、有馬遥様に近づくから悪いのよ」


そう言って木の棒を私目がけて振り下げた。


やばい……!


私はさすがに痛みを堪える覚悟をした。


ギュッと目を瞑ったが暫く棒は当たらなかった。


変に思いそっと目を開くと、そこには有馬遥が立っていた。


「な、なんで」


なんでここに有馬遥が……?


有馬遥は女子生徒の木の棒を掴んでいた。