元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】

「ダメ!来ないでっ!!」


私がそう叫ぶと遥はピタリと止まった。


「なんでだよ」


「遥には関係ないって言ったじゃん!」


お願いだからこの場から去って欲しい。


これ以上巻き込みたくなかった。


「話は全部、あの赤毛の女から聞いた」


「えっ?な、なんで杏璃が……」


あの馬鹿!どうして話したのよ…!


「桃那、もう喧嘩したくないって言ってたじゃねーか。今が楽しいって言ってたじゃねーか。それなのに、なんでそんな奴のとこに行くんだよ」