元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】

「ごめん…奈々花…」


私は涙を零した。


「も、もちゃん?」


「奈々花…?」


奈々花は薄目を開いてこちらを見ていた。


「どうして、桃ちゃんが謝る、の?」


「だってこれは全部……」


奈々花は泣きじゃくる私の頭を優しく撫でた。


「ごめ、んね。桃ちゃん」


奈々花は辛そうに笑った。