元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】

「桃那、俺らもセリフ合わせしようぜ?」


「そうだね!」


とりあえず今は練習に集中しよう。


あんなことがあったからこそ、劇はみんなで成功させたかった。


きっともう…何も起こらないよね。


しかし、そんな私の淡い希望はすぐに打ち砕かれた。


すると教室のドアが勢いよく開いた。


「みんなっ!!今度は栗山さんが襲われたらしい……」


「奈々花がっ?!どこで?!今どこ?!」


全身の血の気が引いた。