元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】

と、勝手に深刻な理由と勘違いしていた。


「それじゃあ、みんな!元気でね!」


私は皆に背を向けると病院を出た。


「「「りぃ~だぁ~~~~!!」」」


そんな悲しみの声が虚しく病室に響いたのであった。


そして私はこの日を境に別人にまで変わったのだった。


まずは美容院へ行き自慢の金髪を黒髪に染めた。


そして言葉遣いも綺麗にするよう意識した。


次にずっと行っていなかった学校へ行くようにした。


先生もクラスメイトも目をまんまるにさせ驚いていたが。


もちろんクラスメイトは私を怖がって誰一人として声をかけてこなかったが。