元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】

「あれ?桃那、顔が赤いよ?もしかして熱っ?!」


「えっ、嘘!熱なんてないから大丈夫…!」


何故か胸の鼓動がドキドキと鳴っていた。


どうしてだろう……


さっきのあの人の笑顔が忘れられなかった。


気になったが今はとりあえず病院へと戻った。


「桃那、あんたをヤったのって前に喧嘩売ってきたやつでしょ?」


「うん、そうだった」


「それならうちがみんなに言っておいたから、今頃喧嘩になってると思うわ!それにしても闇討ちだなんて卑怯な手使いやがって…」


「私も油断してたし、私の責任でもあるわ」