「すべすべ」と何度も手を撫でる…これを50過ぎくらいのお腹の出たおじさんにやられたら、多分気持ち悪いと思う。
だけど、同級生の真島くんにされると…くすぐったいというか照れくさい。
「えっと、困るよ」
撫でる動きが止まって、ギュッと握られる。
「それも困る」
絶対私の顔は赤い。酔っているせいではない。
「ごめん、俺、誓いを破るかもしれない」
少し掠れた声を出す真島くんを更に凝視した。何もしないと誓ってくれたはずなのに。
「河原を困らせたい」
「え、ちょっと待って」
体を近付けてきたから、肩を掴んで止めようとした。
止めないと絶対にキスされる!
私には雅也さんがいるから、他の人とキスは出来ない。
それにキスを受け入れてしまったら、その先に進むことも承諾してしまうことになると思う。
真島くんがどこまでしようとしているのかは分からないけど、今は、今は…拒否したい。
だけど、同級生の真島くんにされると…くすぐったいというか照れくさい。
「えっと、困るよ」
撫でる動きが止まって、ギュッと握られる。
「それも困る」
絶対私の顔は赤い。酔っているせいではない。
「ごめん、俺、誓いを破るかもしれない」
少し掠れた声を出す真島くんを更に凝視した。何もしないと誓ってくれたはずなのに。
「河原を困らせたい」
「え、ちょっと待って」
体を近付けてきたから、肩を掴んで止めようとした。
止めないと絶対にキスされる!
私には雅也さんがいるから、他の人とキスは出来ない。
それにキスを受け入れてしまったら、その先に進むことも承諾してしまうことになると思う。
真島くんがどこまでしようとしているのかは分からないけど、今は、今は…拒否したい。


