過去恋に今の鼓動を重ねたら

1つのテーブルに6人が座るようになっていた。会場に入ってから、朱莉と別れる。

10番は予想通り、後ろだった。6人のうち、まだ二人しか座っていない。「お疲れさまです」と頭を下げて、空いているところに座る。

片側に3人ずつで向かい合う形になっていたので、端に腰を下ろした。あと、3人は誰かな。


「河原さんも10番?」


「はい…そうです」


私のあとに来たのが、経理課の課長で、そのあとに来たのが雅也さんだった。雅也さんは私の隣に座る。

私の前がまだ空いていた。しかし、誰も座らないままで、納涼会開始の挨拶が始まった。乾杯の音頭は営業部長で、みんな高く、コップを揚げて乾杯をした。


「失礼します」


「おー、真島くん。受付、ご苦労様。乾杯終わってしまったけど、ほら、コップを持って」


「ありがとうございます」


最後の一人は圭司だった。圭司は私の前に座り、隣の経理課の課長でからビールを注いでもらう。受付をやっていたから、来るのが遅くなったのだろう。