過去恋に今の鼓動を重ねたら

ほとんどの人が、好きな人と結婚をするという考えを持っていると思う。中には、別物だと、愛のない結婚を選択する人もいるだろうけど、少数なのではないかな?

だけど、ありがちでも同じ考えだと言われて、嬉しくなった。


「男の人でも結婚は夢見るものなの?」


「もちろんだよ。好きな人と一緒に暮らすのは最高の幸せだと思うしね」


最高の幸せなら、私も手に入れたい。

私は頷いてから、オムライスを食べ始めた。昼休みの時間は限られているから、のんびりしていたら、食べ終わることが出来なくなってしまう。


「うん、美味しい!」


「こんなふうにさ、同じものを食べて、美味しいと笑えるだけでと幸せだと思わない?」


「うん、そうだね」


一緒に美味しいと言って、笑う。一緒に楽しいと言って笑う。普通のことだけど、自然に笑えるということに、きっと幸せがある。

私は、誰とずっと寄り添って、美味しいと笑い合うのだろう。雅也さん?それとも違う誰か?