過去恋に今の鼓動を重ねたら

え?何でそんなことを聞くの?


「え…恋愛と結婚?」


「うん」


圭司は、私を見たままでオムライスを口に入れる。私も食べたいけど、食べてる場合ではない質問をされた。スプーンを持つことさえ出来ていない。

デミグラスソースの香りが食欲をそそっているというのに、お預け状態。


「恋愛の先に、結婚というゴールがあれば、いいなとは思うから、一概に別とは言えないかな」


「今の彼と結婚したいと思う?」


「え…そうね。このまま1、2年付き合ったら、するかなと思ったことはあるけど」


何を聞きたいのだろう?私が雅也さんと結婚するかどうか?

私が雅也さんと結婚したいかどうか?

そんなことを聞いてどうするの?


「結婚するかなと考えるのは、好きだからだよな?」


何を確認したいのだろう?


「うん。好きじゃない人とは出来ないと思うけど」


「そうだよな。俺も同じ考えだよ」