過去恋に今の鼓動を重ねたら

「なにか話したいことがあるって、言ってたよね?何?」


私たちは朱莉たちが行ったラーメン屋の向かいにあるカフェに入って、二人用のテーブルに向かい合って座った。オーダーをしてから、一緒に食べることになった用件をすぐに聞く。

昼休みの時間は限られているから、話せずに思ってしまっては意味がない。圭司は、氷の入った水を飲んで、 真っ直ぐ見てきた。


「紗菜は、今の彼氏と結婚とかの話している?」


「え?結婚?」


「うん」


私と雅也さんが結婚するかどうか知りたいということ?

なんで、突然?


「少し前に彼の家をリフォームすることになって、その時…」


結婚するなら、二世帯にしないかと相談されたことを話す。しかし、その後、二世帯の話ははなくなった。


「ふーん。そうか…じゃあ、結婚しないかもしれないよね?」


「それは、分からないけど、今はそういう話はしていないよ」