もういいんだよ…。

❁梨杏side


朝起きると隣には陸玖が気持ちよさそうに寝ていた。


陸玖…


彼女いるのに、私と一緒に寝たら駄目だよ…


私が体を起こすと、


「待て。もう少し…」


と、陸玖に腕を取られまた横になってしまった。


「り、陸玖?」


「梨杏。昨日何で泣いてた?」