恋愛なんてもうしないっ!

(え、うそでしょ!)

「またまたぁー、咲変なこと言わないで・・・・・」

すると、咲は

がしっと私の肩をつかんだ。

「ほんとなの!
遥香が一時期、男子から避けられてた時も、
晴人だけはずっと話しかけてくれたでしょ?
晴人はね、ずっと一途に遥香のことを
想ってたんだよ!」

私は心底驚いた。

(今まで全く気づかなかった・・・・・。
晴人が、私のことを・・・・・?)

「だからさ、遥香。
そろそろ告白されるかもだから、
心の準備しといてよ!じゃあ、また明日ー!!」

咲は元気よく帰って行った。