恋愛なんてもうしないっ!

放課後だったため、図書室には

いつも通り誰もいなかった。

近くにあった椅子に蓮くんが座ると、

私はすぐに頭を下げた。

「昨日は先に帰ってしまってごめんなさい。」

「顔上げて下さいよ。」

蓮くんはぽんと私の頭を叩いた。

「確かにびっくりはしましたけど、
晴人先輩、本当に遥香先輩のこと好きなんだって
思い知らされました。」

(蓮くん、咲と同じこと言ってる・・・・・)

「でも、やっぱり僕は諦めません。」

と、蓮くんはきっぱりと言い放った。