一つだけ願いが叶うなら

零『愛叶…。』


あまりに弱々しい零央の声に私は戸惑った。


愛『ん…?どうしたの…?』


零『あれ…何…?テーブルの上に置いてあった…。なんで?…離婚したかったの…?』


愛『………だって……零央には…沙羅さんが…。』


零『ごめん…誤解をさせたのは俺だよな…。

佐伯沙羅は俺の秘書なんだ。

今はもう違うが。』


愛『秘書…?』


零『あぁ。あの日のことちゃんと話すから聞いてくれるか?』


愛『うん…。』


零央はあの日のことを全て話してくれた。