断罪校則

軽く寝返りをうって天井を見つめる。俺は自分の部屋で、和也との会話を思い返していた。

「どうせお前達はもうすぐ殺される、か」

特に目的があって見ているわけではない、ただ。無音の空間を避けるようにとつけていたテレビ。それにすら不快感を覚え、そっと目蓋を下ろす。真っ暗な視界のなか、浮かぶ言葉は一つ。

「殺されるとか、尋常じゃねぇよな」

和也は言った。

『冗談とか、そう言うレベルじゃ無いヨ?目が本気だったから』

冗談で言ったんじゃ無い。冗談じゃ無くて“殺される”とか言えるもんなのか?いや、ちょっと待てよ。そもそも、冷静に考えてみるとオカシイ。

殺してやる

なら分かる気がする。でも、殺されるという言い方は、微妙に違う気が…

そこまで考え、重要な何かに気付きそうになった時。絶妙なタイミングでテーブルの上に放置していたスマホが激しく振動した。

面倒臭いという気持ちが伴ってか、なかなか素直に身体は反応しない。それでもと漸く動いた腕を伸ばして、未だブルブルと振動する四角い物体を自分のもとへと手繰り寄せれば。

「―――」

新着メール二件

一件目は和也から。そして二件目は、見知らぬアドレスからだった。誰かがアドレスを変えたのだろうか。つうか、LINEでよくね?そんな軽い気持ちでメールを開いた自分は、本当に馬鹿だったと思う。

「――は?」




>>コレハ警告ダ、ルールヲ守レ、ルール二従エ、サモナクバ・・・