「真守さんってば~、柑菜って結構しっかりしてるんだよ?帰ってくる時間遅かったら、探しに行きましょ?」

「そうだよ」

「あぁ。」

柑菜…はよ、帰ってきてくれ…。

「俺、お腹空いちゃった…!!オムライス食べてもいい?」

「おう…」

「いただきまーす!」

「いただきます」

翔と悠梨ちゃんは、食べ始めた。

「あれ?真守は?食べないの?」

「あぁ、柑菜帰ってきてから食べる」

あかん。
やっぱり、落ち着いていられん。

「ちょっと、迎えに行ってくるから。留守番頼むわ」

「え、わかった」

過保護過ぎやな…俺。
そんなことを考えながら、コンビニに行く。

「いらっしゃいませ〜」

「あの、すいません。このくらいの身長の女の子来てませんか?」

「いや、来てないですね」

「そうですか…」

柑菜、コンビニ行ったんとちゃうのか?

俺は、必死に走って柑菜を探す。

柑菜…どこにいるんや?!