青空の下で





菊池はそれ以外何も喋らなかった

先生「小山の言ってることは間違ってはないぞ。……でも、小山少し口が……」

和美「……すいませんでした」


キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

先生「あ、チャイム鳴っちゃったな。
じゃあ週末楽しく過ごせよー」

「「「さよならー」」」



パタパタ

岬「かーずみ!!!ったく、大丈夫?」

和美「平気平気!もっと言っとけば良かったな~…なんてねっ」


岬「……まだ菊池の事好きなんでしょ?」

和美「なっ、待ってよ。どんな考えでそんな結論が出たの?」


岬「なんかそんな雰囲気が……」


なわけ無い。
もう菊池の事は吹っ切れた



和美「まじでさ、本当に好きじゃないからぁ!(笑)

…………て言うか早く教室出よ!」

岬「あっ、うん…」