「それじゃあ,きょうつけて下校してください」

入学式だけに四時間目までで

ほとんどの子が,帰る支度をしている。

そんな中

ふと見ると流夜君が,寝ていた

起こそうかな?でも,気持ちよさそうだしな-。
ていうか,まつげ長いな..
鼻もスラッとしてるし..
ほんとうに,カッコイイ。

気付けば,太陽に当てられて少し茶色っぽくなってる流夜君の髪の毛を触ろうとしていた。

その時

「変態,」そう言って,いじわるな顔して笑う
流夜君とバッチリ目があった。

『ぬわぁぁ!びっ,びっくりした!!』

今の私の顔は,きっと,赤いと思う

「へいへい,そ-ですか。変態チビ子ちゃん」

そう言って見てくる流夜君

すかさず私は『変態じゃないし!とゆうか,チビ子って何』

「可愛いだろ?」そう言って

笑う流夜君を見て,胸が,波を打った