好きだからこそ。

怒鳴る輝の声を聞いて


不謹慎だけど


嬉しかった…。

本っ当に俺は幸せもんだな。

必死になって怒ってくれる友達がいて

別れようって、たった4文字で
この世の終わりみたいに泣きじゃくってくれる彼女がいて。


「……ごめん。

何度も言おうと思ったよ。

悩んだんだ。こんな悪化する事も

予想できてなかったし。」


『…それで別れたのか?』

「あぁ、じゃないと別れたりしねーよ……。」