怒鳴る輝の声を聞いて
不謹慎だけど
嬉しかった…。
本っ当に俺は幸せもんだな。
必死になって怒ってくれる友達がいて
別れようって、たった4文字で
この世の終わりみたいに泣きじゃくってくれる彼女がいて。
「……ごめん。
何度も言おうと思ったよ。
悩んだんだ。こんな悪化する事も
予想できてなかったし。」
『…それで別れたのか?』
「あぁ、じゃないと別れたりしねーよ……。」
不謹慎だけど
嬉しかった…。
本っ当に俺は幸せもんだな。
必死になって怒ってくれる友達がいて
別れようって、たった4文字で
この世の終わりみたいに泣きじゃくってくれる彼女がいて。
「……ごめん。
何度も言おうと思ったよ。
悩んだんだ。こんな悪化する事も
予想できてなかったし。」
『…それで別れたのか?』
「あぁ、じゃないと別れたりしねーよ……。」

![[短]愛した彼女へ 〜最後の恋文〜](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.778/img/book/genre1.png)
