「そ、それでどうするんすか?」
「はるは、なくなった記憶を取り戻すのに思い出の場所に行ったりする事に前向きだった。だから俺は倉庫に連れてきたりお前らと話したりするのもいい機会だと思ってる。
俺自身もはるには記憶を取り戻してほしいし、前みたいにただ笑っていてほしい。
だから俺にできることは何でもする。」
「でも僕は反対。
ただでさえ目が覚めたばかり、僕達と出会った経由も忘れちゃってるし僕は別として
こんな怖い顔の男ばかりの所になんて連れてきたら記憶を思い出させるどころか
新しいトラウマになりかねないからね!!」
それはひどいっすよー、風翔さん
なんて下っ端から声が聞こえるががはたから見れば
ただのヤンキー集団に間違いはない。
