試験2日目。
教科は家庭科と生物。

「はい、始め‼」
その合図とともに答案を用紙に書いていく。
うん、大丈夫。書きながら遥香はそう思った。

2日目の試験が終わり昨日行く予定だったゲーセンにみんなで向かうことにした。


「遥香!何する??あ!僕あれ得意だよ!」
ゲーセンに着き風翔が指さすのはバスケのシュートゲームだった。

「じゃあ3台あるし風翔と私、あとはジャンケンで3人のうち負けた人で勝負。一番点数低かった人が罰ゲームはどう??」

「いいね!それやろ‼」
私が提案すると目を輝かせて賛成してくれる風翔に対して
やる気がないのは夏惟と拓哉。岳人に至っては話を聞いていないのか
よそを見ていた。

「なんで2人は乗り気じゃないの??」

「結果が見えてるからですかね.....。」

「と言うと??」

「俺はバスケ得意なんで俺は罰ゲームにはならないですよ。」

「んなのやらなきゃわからないじゃん‼んじゃ私と風翔、夏惟で勝負しよ」

「おっけ~」「いいですよ。」
3人同時におかねを入れてゲームスタート!

やはり言うだけあってか夏惟はどんどんシュートを決めていく
風翔もテンポよくシュートを決めていく。
あれ?これ言い出しっぺが負けるパターン???

まずくない??
気持ちが慌てると思いどうりにシュートが入らない....。

ブゥーーーー。
ゲーム終了の合図が鳴る。
得点は......