夫婦の定義──君が僕のすべて──

「いろいろ考えちゃった?」

「うん…。」

「オレは、レナを残して死んだりしないから。ちゃんと、戻って来ただろ?」

「うん…。ユウがいてくれて良かった…。」

胸にギュッとしがみつくレナをユウは優しく抱きしめ、額にキスをした。

「ずっと一緒にいるって、約束したもんな。」

「うん。もう、離れたくない…。」

「大丈夫だよ。レナのお父さんと約束したし。もう2度とレナを離す気なんてない。」

少しホッとしたように小さく笑みを浮かべるレナに、ユウはそっとキスをした。

「死んじゃったら、もうレナとキスもできないし、抱きしめられないから。」

「うん…。ユウ、ギュッてして。」

ユウはレナをギュッと抱きしめる。

「あったかい?」

「うん…。あったかい…。」

ユウの腕に抱かれて、レナはポツリと呟く。

「ユウがいてくれないと…私、もう、生きていけない…。」