夫婦の定義──君が僕のすべて──

ユウはレナを抱きしめながら、静かに尋ねる。

「レナ、腹減ってるだろ?」

「…うん…。」

「腹減ってると元気出ないから、夕飯にしようか。ちゃんと食べないと。」

「うん…。」

まだうつむいたままのレナの額に優しくキスをして、ユウは微笑んだ。

「冷蔵庫に挽き肉あったから、今日はハンバーグ作ってみた。」

「なんか…ごめんね。」

「謝る事ないよ。オレがしたくてしてる事なんだから。」

「でも…。」

「じゃあ、ごめんじゃなくて、大好きって言ってキスしてくれたら嬉しい。」

レナが見上げると、ユウは優しく笑う。

「ありがと…。ユウ、大好き…。」

レナはユウの唇にそっとキスをした。