夫婦の定義──君が僕のすべて──

「えっ…もしかして、ユウさんが作ったんですか?」

「うん…。今朝は私より早く起きて、朝食とお弁当まで用意してくれて…。後片付けもしておくから早く行けって…。」

レナは少し照れ臭そうに、だけど幸せそうに、ユウの話をする。

「それはノロケですかぁ?羨ましいなぁ。」

「いやいや…そういうつもりじゃないよ…。」

「ユウさん、お料理できるんですね。」

「うん、上手だよ。学生の頃から一緒に料理したりしてたから、自然に身に付いたんじゃないかな。」

レナはユウが作ってくれたオムライスを一口食べて、ニッコリ笑った。

「美味しいですか?」

「うん、すごく美味しいよ。」

「いいなぁ…。カッコ良くて優しくて、お料理もできる旦那様…。先輩、素敵な旦那様がいて幸せですね。」

「うん…。」

(ユウがいてくれて、私、ホントに幸せ…。)

ルミの言葉に、レナは素直にうなずいた。

幸せそうに微笑むレナを見て、ルミもニッコリ笑った。