夫婦の定義──君が僕のすべて──

それから二人で、いつもより早い朝食を済ませると、レナは慌てて後片付けをしようとした。

「いいよ、オレがやっとくから。」

「でも…。」

「いいって。オレ、今日は1日家にいるから。ほら、これ持って仕事に行きな。」

ユウから差し出された紙袋を受け取ると、レナは驚いた顔でユウを見上げる。

「これ…?」

「弁当、作ってみた。」

「えっ?!」

驚くレナの頭を撫でながら、ユウはレナの顔を覗き込む。

「レナ、昨日まともに食事もしてないだろ?」

「うん…。」

「今日のお昼はこれでも食べて、仕事頑張れ。食べないと、体がもたないから。」

レナはユウにギュッと抱きついた。