ユウはレナと向かい合って、まっすぐにレナの目を見つめた。

「レナ、愛してる…。ずっと大事にするよ。何があっても、オレがレナを守るから…。一生、そばにいてくれる?」

「うん…。私も、これからもずっと、ユウと一緒に生きて行きたい。この子のためにも。」

「もう一度、神様に誓おうか。」

「そうだね。」

レナが微笑むと、ユウは、レナの顎にそっと手を添えて、優しく唇を重ねた。

「レナ、愛してる。どんなにつらい事があっても、二人で乗り越えて行こう。」

「うん。ユウ、愛してる。この子が生まれたら…二人で目一杯愛情を注いで、一緒に育てて行こうね。」

「夫婦だからな。」

「うん、夫婦だもんね。」

「こうやって、夫婦になってくのかな…。」