夫婦の定義──君が僕のすべて──

レナは勇気を出して、ユウの手をギュッと握り直し、広い胸に顔をうずめた。

「ん…?」

ユウがレナを優しく抱きしめる。

「寂しかったの?」

優しく問い掛けるユウの声を聞きながら、レナは目を閉じてうなずいた。

ユウの大きな手が、レナの髪を愛しそうに撫でる。

「オレも会いたかったよ。」

ユウの腕の中で、レナは幸せをかみしめた。

(やっぱりユウが好き…。)

レナは顔を上げて、口を動かす。

“大好き”

ユウが嬉しそうに微笑む。

「オレも、レナが大好き。」

“ずっと一緒にいたい”

「うん、オレも。ずっと一緒にいよう。」

“私が奥さんでも、ユウは幸せ?”

「当たり前。何度も言ってるだろ。オレの奥さんはレナしかいないよ。」

ユウはレナを抱きしめる手に力を込めた。