夫婦の定義──君が僕のすべて──

ずっと聞こえないふりをしていたユウが、赤い顔をして、みんなをにらむ。

「オマエらうるさい。それ内緒話のつもりか?まるごと全部聞こえてるっつーの。恥ずかしい事ばっか言うな。」

ユウの隣で、レナも恥ずかしそうに頬を染めている。

「でも、ホントの事だろ?」

リュウがニヤリと笑う。

「そうだけど…もう勘弁してくれ…。」

照れ臭そうに頭をかくユウを見て、みんな優しい目をして笑った。


美味しい料理とお酒を楽しみながら、みんなで他愛もない話をして盛り上がる。

最初は少し緊張していたレナも、久し振りのその雰囲気に、いつしかすっかり馴染んで楽しんだ。